どうも。現役介護職員のおっさん「そらいつ」です。
私は40代も半ばになってから無資格・未経験で介護職員として人生のリスタートをきることにしました。まだまだ新米介護士ではありますが、いまのところなんとか順調に仕事ができています。
人生の多くの時間を割くのが、「仕事」です。
この仕事に介護職を選ぶというのは、世間で持たれているイメージや評判よりも案外ありだったりします。
そんな介護職を続けていくことには、未来はあるのでしょうか?
特に一家の大黒柱として働き続けていくであろう男性介護士の将来とは?
今回はそんな介護職を続けることで見えてくる将来を考えてみました。
介護職の5つの将来性
それぞれ詳しく解説してますが、まずは介護職を続けることで考えられる5つの将来性をまとめてみました。
介護業界というのは比較的若い業界のため、今後これからどんどん働きやすい仕事になってくることは間違いありません。待遇面でも今以上に改善されていくことは間違いないでしょう。
- 介護職はなくならない
- 頑張り次第でキャリアアップが望める
- 社会的に必要とされる仕事である
- 働きやすい職場へと変化しつつある
- 男性でも女性でも平等に活躍できる
それでは、これら5つの将来性をもうちょっと詳しく見てみることにしましょう。
1.介護職はなくならない
まず始めに今の日本の現状において介護職がなくなるということはちょっと考えられません。
ご存知の通り、我が国はこれから超高齢化社会へと向かっていきます。
ということは、絶対的に介護という仕事が廃れることはないわけです。
ですから、今のうちから介護という仕事の技術や知識を身につけておけば引く手はあります。
ご存知の通り介護業界は人手不足が続いています。
そんな人材不足の中で自身の居場所が見つけられれば、将来的にも重宝されることは間違いないでしょう。
2.介護職は頑張り次第でキャリアアップが望める
介護職は無資格でも始められる仕事です。
でもだからといって何も変わらないままかというとそういうことではありません。しっかりとキャリアを積み、資格を取得することでキャリアアップが望めるのです。
最初は、無資格でも「介護職員初任者研修」⇒「実務者研修」⇒「介護福祉士」と資格を取得することで給料アップはもちろん今後の選択の幅が広がっていきます。
「介護福祉士」のあとは、この資格をもとにケアマネージャーやソーシャルワーカー・生活相談員といった仕事も視野に入ってきます。
また現場リーダーや主任を経て管理職や施設長といった役職を目指せる施設も数多くあります。
全ては自分の頑張り次第ですが、この頑張りがキャリアアップにつながるのであればやる気も出てくるでしょう。
3.介護職は社会的に必要とされる仕事である
総じて介護業界は給料が安い業界だと言われています。実際、介護の職場で働く現役の介護職員である私もそう思います。
では、このまま待遇が変わらないのかといえばそんなことはありません。
介護業界の歴史は意外と浅く、介護保険制度が始まったのが2000年です。この介護保険制度によって急速にその市場を伸ばしている業界なわけです。
そして足りない人材を確保するために処遇改善策が進められています。つまり国から必要とする仕事であると認められているため、働きやすい職場へと変化しているまさに最中といえるでしょう。
給料面はもちろんこと、働きやすさはさらに改善されるものと考えて間違いないでしょう。
4.介護職は働きやすい職場へと変化しつつある
上記と重複するところはありますが、介護業界はまさに日進月歩を続けている業界です。
また技術の進歩による介護ロボットの導入などといったことも出てくるおかげで、介助に対する負担が軽減し働きやすくなっていくことは間違いありません。
それに、いま現状は人手不足のため比較的どういった経歴を持っていても就職しやすいとも言えますが、今後は処遇改善や働き方改革により採用側はより人材を重視するようになるともいわれいます。
つまりこれはどういうことかというと、これまでは職務を適当にこなすだけでも仕事になったかもしれませんが、ダメな人間・やる気のない人間は淘汰されていくということです。
またコンビニのように乱立していた施設も、サービスが悪いところは淘汰されていくことでしょう。
利用者はより満足の高いサービスを受けられるようになり、働き手はより環境の良い状態で働けるようになっていく業界全体がより良い状況に変わっていくといえるでしょう。
5.介護職は男性でも女性でも平等に活躍できる
介護業界は女性上位の業界であるというイメージは多くあります。実際、介護業界で働いている人材の7割以上は女性といわれていますから、これは間違いないといえます。
しかし、だからといって男性介護士は活躍できないのかというとそんなことはありません。基本的に介護業界は男女平等です。
上記のようにキャリアアップを目指して頑張っていけば、どのような方であっても活躍できる場であるといえます。
全ては自分自身にかかっています!
特に、様々な社会経験を積んでいるミドル世代は、介護の知識は今はなくても多くの経験や知識を持っています。
まだまだ若い業界であり成熟していない介護業界では大きな力となり活躍できる場があるといえるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
介護職を続けることで見えてくる5つの可能性をまとめてみました。こういった可能性を考えても「介護職に未来はない」と思うでしょうか?
むしろ、いまこそ介護業界で働くチャンスだとは思いませんか?
まだまだ門戸が開かれている今のうちから介護の経験を積んでおけば、将来的にも食いぱぐれが起こるという心配がなくなります。
もちろん最初は、待遇面は厳しいものがあるのは事実ですが、将来を考えると大きな可能性がある業界だと思えてきませんか?
「介護業界に興味が出てきたな」というあなた。
ぜひ一度介護業界を経験してみると大きな未来が見えてくるかもしれませんよ!
コメント