丸ノコは危険⁉︎正しい丸ノコの使い方をまとめてみたよ

DIY

DIYを始めると避けては通ることができないのが「切断」という工程です。
たしかにしっかりと設計図を書いて寸法通りの切断を材料購入時にホームセンターでカットしてもらうという方法もあります。

もちろんノコギリでギコギコとカットするのだってありです。

でも丸ノコがあれば必要な時に簡単にきれいな直線カットを実現してくれます。

一度使い始めると手放すことができなくなる電動工具がこの丸ノコとインパクトなんじゃないかって私は思ってます。

しかし電動工具の中でも一番危険性が高いのも丸ノコです。
使い方ひとつ間違えば材を傷つけるだけでなく、自分自身も大怪我を負う可能性もあります。

実際その怖さから丸ノコに手を出せないという人も多いかもしれません。

そんなわけでここでは正しい丸ノコの使い方をまとめてみました。

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丸ノコの使い方

丸ノコを使う時には、基本的な使い方をしっかり押さえておけば危険性はグンと減らすことができます。

材料が飛んできたり、丸ノコ自体が飛んでくるといったことを避けるためにも丸ノコを正しく使いましょう。

体の向きを考える

丸ノコを使用するときは必ず切る方向に対して正面に立ちます。

何らかの形で材料が飛んできても直撃しない場所に体を置きます。
基本は半身の状態で脇を締めて丸ノコを抑えてあげるべきです。

くれぐれも体を正面にしたまま切断をしないようにしてください。

刃の出具合を調整する

切断を始める前には刃の出具合を調整します。

切断する材料の厚さに対してチップ1枚分だけ出すのが適当です。
また合わせて刃がベースに対して垂直になっていることを確認してください。

この時面倒でも必ず電源は抜いておくのを忘れないようにしましょう。

ベースと材料をしっかりと押し当てる

丸ノコのベースと切断する材料がしっかり接地させてから切断します。

丸ノコが浮いた状態で切り始めると真っ直ぐ切れないばかりか、思わぬ怪我につながってしまいます。

材料から距離をとってスイッチを入れる

スイッチを入れる寸前に電源を入れます。
また材料に当てた状態でスイッチを入れるのはNG行為です。

また歯の回転が最高速度になってから切り始めることを意識してください。

切断時は捨て板を置いて一緒に切断する

切断をする時には、捨て板や発泡スチロールなどを置いてそれと一緒に切断をするのが一番安全性が高くなります。

おすすめなのはスタイロフォームと言われる断熱材です。
軽くて丈夫なので大きめのものを1枚切断専用に持っておくと便利です。

丸ノコはそれだけで使う工具だと思ってはいけない

丸ノコはたしかに直線を切るのに優れていますが、とは言っても丸ノコだけで真っ直ぐに切るのは意外と至難の技です。

直線ガイドや平行定規といったガイドを使って切断をすることでキレイな直線のカットができます。

市販でも購入できますが端材を使って簡単に作成ができます。

切断の用途に合わせて何種類かを準備しておくと使い勝手がグンと上がります。

また先述の捨て板を置くことで危険性が減るのと同時にバリやささくれが出にくくなります。

丸ノコを使用する時には最低限として

  • 捨て板
  • ガイド

を併用することで安全かつキレイな作業ができると覚えておきましょう。

キックバックには要注意

丸ノコを使用していて一番危険性が高いのがキックバックと言われるもの。

キックバックとは一言で言うのなら材料に刃が絡まることによって起こる現象です。

これにより丸ノコがあばれてしまい反動によって材料が思わぬ方向に動いてしまうといったことが起こります。

またこの時に思わず手を離したり材料を押さえようとすることで、材料や丸ノコ自体が自分の体に当たりということが考えられます。

ではどうしてキックバックが起きるのかというと、

  • 切断中に進行方向を曲がったとき
  • 刃が傾いたとき
  • 刃の出具合が多すぎるとき
  • 材料自体が傾いたとき

などが原因として考えられます。

特に起こりがちなのが硬い材料を無理やり切断しようとしたときや、2つの台を用意して台と台の間に切断面が来たとき負荷がかかることで刃が絡むといったときです。

これを防ぐためにも無理に硬い材を切ろうとしないこと、捨て板を使って捨て板と一緒に切断するといったことが大切です。

もちろんどのような事故が起きるか分かりませんから丸ノコの真後ろには絶対に立たないことは必要です。

丸ノコを置くときは?

丸ノコを使った後は「置く」という行為が必ず発生します。
この時、丸ノコの刃を上向きにするか下向きにするかが議論になりますが、危険性を避けるためにもはが上向きになるようにおくべきです。

下向きに置くと何らかの原因でスイッチが入ってしまい丸ノコが自走してしまうなんてことも考えられます。

しかし、丸ノコはベースが平らである事を保つべきです。
同じ箇所ばかりに負荷がかかってしまうと、その部分が削れたり曲がったりするなんてことも考えられます。

これを避けるためにも、簡易的な丸ノコのスタンドを作ってあげると良いでしょう。

端材で簡単に作れますので丸ノコを使い始めたら最初にこれを作ってあげてください。

あと作業が終わった時には必ず電源を抜くことも忘れずに!

丸ノコは危険だと認識すべき!

言葉で書くとなかなか伝わりづらいかもしれませんが、以上のようなことを意識して作業をすれば比較的安全に使うことができます。

しかしだからといって危険な電動工具であることは間違いありません。

そのため「丸ノコが危険なものである」ということは常に意識下に置いて作業することを忘れないようにしましょう。

慣れくるとその危険性を忘れがちになってしまいますが、高速回転する刃物ですから一歩間違えば大怪我につながります。

安易に考えずに「怖いものである」という気持ちで作業を行いましょう。

丸ノコはDIYを行なっているといつかは必ず必要となる電動工具でもあります。
とても便利である反面、何度も言いますが危険性を伴う工具でもあります。

基本を忘れずに正しい使い方で安全に使用することを心がけましょう。

我らがヒロミ先生が丸ノコの使用方法を熱く語ってくれてますので要チェックしてみてください↓

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