DIYやる方にはお馴染みとも言えるツーバイ材。
比較的安価で購入できるので重宝されている方も多いはず。
かくいう私も本格的にDIYをやり始めてから、自宅にストックがあります。
このツーバイ材ですが、ワンバイとかツーバイとか6フィートとか12フィートとか言われてもよくわからん!となることありませんか?
私もそうですが、設計して材料の長さを考える時に「あれ?いくつだっけ」なんてなることもしばしば。
なのでツーバイ材の早見表を作ってみました。
これを見れば材料を購入する時に無駄にならずに済みますよ!
ツーバイ材のサイズ早見表
2×4や1×4、2×6などなどこの数字、それぞれインチを指しているのですが実寸法はことなっているという不思議な現象が起きている摩訶不思議。
これもともと2インチ、4インチなどのサイズなのですが製造段階で乾燥工程による収縮でサイズダウンされたものが規格化されているんですね。
そこため2インチ=約1.5インチ、4インチ=約3.5インチほどになっています。
とはいえそのサイズは規格化されたサイズとして市販されていますから下記の規格表を確認してもらえばサイズはわかります。
サイズ | 呼び方 | 断面サイズ |
2x2 | ツーバイツー | 38㎜x38㎜ |
2x4 | ツーバイフォー | 38㎜x89㎜ |
2x6 | ツーバイシックス | 38㎜x140㎜ |
2x8 | ツーバイエイト | 38㎜x184㎜ |
2x10 | ツーバイテン | 38㎜x235㎜ |
1x4 | ワンバイフォー | 19㎜x38㎜ |
1x6 | ワンバイシックス | 19㎜x140㎜ |
1x8 | ワンバイエイト | 19㎜x184㎜ |
1x10 | ワンバイテン | 19㎜x235㎜ |
ツーバイ材の長さ
長さに関しては、海外製らしくフィートで表記されます。
サイズ(フィート) | サイズ(ミリ表示) |
3ft | 約910mm |
6ft | 約1820mm |
8ft | 約2438mm |
10ft | 約3050mm |
12ft | 約3650mm |
SPFとホワイトウッドって何が違う?
ところでお店に行くとこのツーバイ材、SPFとかホワイトウッドといったものを目にすることがありませんか?
「違いがわからん!」
なんてあなた。
大丈夫です!
安い方を購入しましょう。
厳密には違う素材なのですが、ミックスして使用しても問題ありませんし性能的には同じようなものです。
SPFとは?
アメリカ、カナダ産の木材で
- スプルース材
- パイン材
- ファー材
を混在させて作られた材料です。
それぞれの頭文字をとって作られている木材で混合率がどうとかは考えられていません、多分。
似ている製材をまとめて加工している木材だと思えばOKです。
ホワイトウッドとは?
SPFとほぼ内容は同じようなものですが、こちらはヨーロッパ産のスプルース属の木材で製材されたものです。
SPFに比べて木が若いうちに製材されているため節が少なめといった特徴を持っています。
SPFとホワイトウッドどっちを選ぶ?
どちらも加工しやすく比較的安価に購入できます。
どこのホームセンターでも必ずといっていいほど扱っています。
ホワイトウッドの方が若干ですが高めの設定といったイメージですかね。
どちらを購入しても問題はありませんが、もともとの納入先の加工の違いからか角のRのつき方が違ったりしますので、購入時は割れや反りを調べるのと同時に少しRについても意識しておくといいかもしれませんね。
ツーバイ材を切り出す時には?
ちなみにツーバイ材に限らずですが、1本の木材から複数の材料を切り出す時には、長い方からカットしていくのが基本です。
短い方から切ってしまうと最後に長い材料が取れなくなってしまうなんてことが起きてしまいます。
またカットをする時には、丸ノコやノコギリの刃の厚みも考慮に入れましょう。
ぴったりの長さで切ろうとしてもこの刃の厚みを考えておかないと実際に必要な長さより短かった!ということが起きてしまいます。
まとめ
ツーバイ材のサイズや長さ、それぞれの特徴をまとめてみました。
「ツーバイ材=SPF材」と思われている方も多いようですが、ツーバイ材はあくまでも規格サイズの木材であって、それがSPFであろうとなかろうとそのサイズであればツーバイ材と呼ぶことになります。
他に有名なツーバイ材と言えばウェスタンレッドシダーがあげられます。SPFやホワイトウッドに比べて、防水効果の高い材料のため、ウッドデッキなどの屋外使用に適しているとされています。
その分高価ですが…。
では、SPFやホワイトウッドでは屋外使用はダメかというと必ずしもそんなことはなく、しっかりと防腐・防水塗装を行い定期的にメンテナンスを行うのであれば使用は可能と言えますよ。
適材適所、ご自身の使用する目的に合わせた材料選びをしましょう!
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