どうも、そらいつです。
壁掛けテレビをDIYで実現してみました!
というか、この壁掛けテレビを作ったことで木工DIYに完全にはまりました!
もともとテレビを壁掛けにしたいという願望は昔からあったのですが、壁掛け用のブラケットが高いというイメージがあってなかなか実現できないでいました。
それがなんと!たった数千円でできちゃうことが判明!
これはやらなきゃ!ということで早速制作してみることにしました。
壁掛けテレビのブラケットが安いぞ!
ある時ネットを徘徊していると、壁掛けテレビのDIY作品を目にしました。
「あぁ~こんなん作りたかったんだよなぁ~」なんて思いながら、ふとamazonを検索してみると「ンッ!壁掛けテレビのブラケットってこんなに安いの!」なんてことを偶然にも発見。
そうなんです!壁掛けテレビのブラケットって純正関連商品しかないと思い込んでいたので数万円なんてイメージができていたのですが、サードパーティ製品(非純正品)っていうか中華製だと1500円くらいで買えちゃうじゃないですか!
「これはやるしかない!」
というわけで、さっそくポチってみました。
で、購入したのが「fleximounts」とかいうなんて読むのかもわからないメーカーの金具。17インチから42インチまで対応で確か1300円くらいでした。(今見たら品切れになってました)
ですが、たぶん42インチは重量的に無理でしょう・・・
我が家で壁掛けしたいテレビは24インチ。
これならば全然問題なし!
と、あんまり後先考えずにまずはブラケットを購入です!
壁掛けテレビをどうやって実現させる?
これまでの我が家のテレビはテーブルの上にただ置いているだけ。
これをまずはこんな風にする↓方法を考えてみました。
(写真引用:https://roomclip.jp/photo/eiIo)
考え方としては、ブラケットを壁にがっちり固定さえできれば壁掛けは実現できます。しかしそれだけでは、面白くないですし配線も隠すことができません。
なので、もともとある壁に柱を立てそこにブラケットを固定。そして柱に板材を張り付けていけば、おしゃれな壁掛けテレビが実現できるはずです!
ということでまずはブラケットをチェック!
ネジのついた縦長のブラケットをテレビの背面に固定し、壁につけた枠ブラケットに上からひっかけて下からネジで挟み込んで抑え込むというのが基本の固定方法です。
テレビにはVESA規格(穴ピッチ)というのがあって、そのピッチに合わせてブラケットを固定するのですが・・・
ここで早速問題発生!!
なんと我が家のPanasonic TH-L24C6という型番のテレビにはVESA規格(穴ピッチ)という穴がないじゃないですかぁ~!↓
「しょうがない!まずはテレビの背面を外してみよう」ということで、早速背面を外してみたところ、本体にはそれっぽいところがあるじゃないですか!しかも上記写真の丸いくぼみとピッタリ合う!
ということは、ここに穴をあければボルトで留められるはず!
はい!しっかりつきました!
かなりがっちりでブラケットだけが動いてしまうなんてこともありません!
で、枠ブラケットを付けた完成図がこちら↓
「よし!これで下準備はできたぜ」と、思ったところでまたまた問題が発生です!
電源コードがささる部分がブラケットと重なるじゃないですか!
「むむむっ・・・」
「んじゃ、ここ切るか」
ということで、グラインダと鉄のこで加工してみました。強度が落ちいないことももちろん確認済み!!
切り取った部位は適当に行ったのでちょっと汚いですが、隠れてしまうところなので問題なし!
さぁ、これでブラケット部分の下準備が今度こそ完成しました!
壁掛け用テレビの部材と塗装
部材の調達
で、近所のカインズホームで材料を調達してきました。
- 1×4 12ft 3本
- スリムネジ
- 木工用ボンド
- L字金具
- 塗料
今回はホームセンターで床から天井までの長さ、ハリになる長さでカット済みです。
長さが最初から分かっているのであれば、ホームセンターでカットしてもらった方が早いですね。ワンカット30円くらいですし。
もともとはツーバイ材を使って、天井にディアウォールなる部品を使って固定するつもりでしたが、「ツーバイ材の厚み(約38㎜)+壁材の厚み」が出っ張り過ぎて嫌だなと思ったので、ワンバイ材(約18㎜)を直接壁に固定して使うことにしました。
この辺りは持ち家の強みともいえるかもしれません!
賃貸の方であればやっぱりディアウォールとツーバイ材で柱を立てるべきでしょうね。
部材の塗装
今回、塗料にはWOOD ATELIERのソリッドカラーという商品です。
この塗料は刷毛で塗るのではなく、ワックス感覚で木材に直接塗り込むペースト状の塗料です。
本当はかの有名なBRIWAXにしようと思ったんですが、価格的な面で妥協しました。
木材の表面を軽く手持ちのサンドペーパーでならした後、ウェットティッシュや布切れで直接塗料を塗ることができます。
で、いろいろ試した結果、台所用のスポンジに若干水を含ませて塗るというのが、一番きれいに塗ることができました。
で、部材を一通り塗ってみました。
本来ならば二回塗りして磨いて仕上げるのですが、今回の壁材は最終的には隠れる場所なので一回塗りの簡単塗装です。
とはいえ、思っている以上によい木目が出てくれたので満足感は高いですね。
壁掛けテレビの壁作成
続いて、本来ならば作っていた順序に沿って写真を撮ろうと思っていたのですが、いきなり「骨組み=壁掛けテレビの壁」が完成です。
作業していると写真を撮るのを忘れてしまいますね・・・反省。
作業の順序としては、
1.左右の柱を立てる
ハリの寸法にピッタリ合うように慎重に横幅を決める
2.ハリを4本通す
水平器で水平をだしながら慎重に。
ボンドとL字金具を駆使する(ボンドはもともとの壁につかないようにこれまた慎重に)
3.柱の上下を壁に直接ねじ止め
…賃貸の人はやっちゃダメよ
4.壁掛けブラケットを取付
ここが一番のポイントです。この金具が曲がるとテレビ自体が曲がってついてしまいます。
はい、これだけですッ!
ってあんま説明になっていませんが、フィーリングで感じ取ってやってくださいませ。
ちなみに本来は先に形を組んでから立てるべきかもしれませんが、スペース的に余裕がなかったため柱を立ててからの作業になりました。
ディアウォールを使って柱を立てるのであれば、先に組んだ方がいいかもしれませんが。
壁掛けテレビ第一形態完成!
で、テレビを実際に固定してみて一応の完成ですッ!
おっ、このままでも武骨な感じもしてなかなかいいじゃん!
なんて感じもしないでもないですが、これで終わったらわざわざ柱を立てた意味もなくなるし、配線も隠せません。(写真はまだ配線をつないでいない状態です。)
ですが、実際にテレビを見ていると異様に首が痛い・・・
そうなんです。テレビの位置が高すぎたんですッ!
こういったところはDIYならではのあるあるなのかもしれませんが・・・見た目はよくても使い勝手が悪いのではわざわざ壁掛けにした意味がなくなります。
で、どうしたかというと、こうなりました↓
もともとブラケットを留めていた下穴を基準にして、株に当て板を入れて固定してみました。
ちなみに当て板は固定しておらず宙ぶらりんの状態ですが、ブラケットのボルトががっちりと閉まっているので絶対に動きません。
再びテレビを固定してとりあえずの第一形態が完成となります。
が、今度はテレビ全体が下に下がってしまったため下のハリが邪魔をして下からの固定ネジが締められません。
もうハリは固定されてしまっているため、外せないのでしょうがないのでグラインダで強引に手とドライバーが入るスペース分を削ってみました。ついでにそのラインに合わせて配線が通るスペースも削ってみました。
これで今度こそ、壁掛けテレビ第一形態が完成ですッ!
まとめ
どちらかというと勢いで始めてしまった感がある今回の「壁掛けテレビ大作戦」ですが、文章にしようとするとめんどくさいですが実際の作業としては、それほど難しいものではありませんでした。
また、作業を進めるごとに起きるプチトラブルも「めんどくせぇなぁ」と思いながらも楽しんでいる自分がいました。
行った作業は対したことはありませんでしたが、ひさびさの大型のDIYを行ったことで多くのことを学びました。
おかげで完全にDIYにはまるきっかけとなりました。
ん~、自分のアイデアを自分で実現するのって面白いですよ!
引き続き「DIYでできる!壁掛けテレビの作り方!仕上げ&最終形態完成編」を読んでいただけると、オヤジは喜びます!
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